麺のテイクアウト販売をする際に気を付けたい事

麺のテイクアウト販売をする際に気を付けたい事

この数年来の世界的情勢を受けて、飲食店業界は苦しい経営を余儀なくされているお店も少なくありません。ソーシャルディスタンスを保つ為、店外にテラス席を確保したり、これまで行っていなかったテイクアウト販売を始めたりというのもその一例です。

最大の脅威、食中毒の危険性

麺類に限った事ではありませんが、テイクアウト販売をする上での最大の脅威は食中毒です。万が一、自分のお店で食中毒患者を出してしまった場合、被害者に対する補償を行う事はもちろん、保健所による営業停止処分も覚悟せねばなりません。

また、”食中毒が出たらしい”という噂が店の評判を下げ、客足が離れる事も十分に考えられます。飲食店にとって、食中毒と言うのはそれくらい恐ろしい物なのです。では、麺をテイクアウト販売する上で食中毒を発生させない為にはどの様な事に気を付ければ良いでしょうか?以下の項目に気を配りましょう。

水分を良く切って、汁と麺を分けて容器に入れる。

これは、安全の為だけではなく、食感を良好に保つという意味でも重要です。スープは蓋の付いたカップ型の容器に入れるか、袋に小分けにし、麺が長時間、スープに浸かったままの状態にならないようにしましょう。

できるだけ注文を受けてから調理する

テイクアウトで料理を購入するお客さんは、店内で飲食するお客さんに比べて調理してから食べるまでの時間が長くなる傾向があります。この点に留意し、できるだけテイクアウト販売するメニューは作り置きではなく、注文を受けてから調理してお出しする様にしましょう。

容器への料理の梱包は、清潔な場所で行う

これは、飲食店であれば当然の事ですが、店内は常に清潔に保ち、料理を梱包する際にも埃などが混入しない様にしましょう。テーブル、調理台などに雑菌が繁殖しない様に小まめに消毒を行う事も大切です。

火の通っていない料理はテイクアウト販売しない

お店の定番メニューとして、半熟卵、生卵などがあったとしても、テイクアウト商品として扱う際には注意が必要です。同様に生のお肉もテイクアウト販売は出来る限り避けた方が良いでしょう。

温度管理に気を配る

食中毒の原因になる雑菌が繁殖する温度で作り置きしない。食中毒菌は一般的に、摂氏20℃から50℃の間で繁殖すると言われています。調理の済んだ料理は、冷蔵庫、保冷材などを使って10℃以下、又は65℃以上で保管しましょう。

できるだけ早く食べてもらう

テイクアウト商品購入後は、できるだけ早い時間に食べる様お客様へ注意喚起する。テイクアウト商品はそのパッケージにシールなどを貼って表示するか、又は受け渡しの際に口頭で、早めに食べてしまう様注意を促す事も大事です。忘れずに行いましょう。

まとめ

今回は、麺のテイクアウト販売をする際に気を付けたい事として、最大の脅威である食中毒の発生を回避する為の注意点をお伝えしました。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/