レシピ無限大! パスタ麺の種類で選ぶパスタ料理

イタリア食材のパスタが日本に輸入されたのは幕末の横浜外国人居留地だったといわれています。その種類は、形だけでも約650種類以上もあるようで、それぞれにあうソースも異なります。こちらでは、パスタ麺の種類についてみていきましょう。

パスタ麺の種類

パスタの種類は大きく分類すると「乾麺」と「生麺」に分けることができます。乾麺の方は、長期間保存が可能なこともあり、一般的に家庭の食卓で使用できるようになっています。食感はツルツルと口に入って後、口の中で噛むうちにホロホロとしていくのが特長です。

一方、生パスタの方は、パスタ専門店などで売りにしていることが多く、その食感はモチモチとし、食べ応えのあるのが特長です。

また、パスタは見た目の質感によっても種類分けすることができます。その製法は穴のある型から生地を押し出すことによってつくられ、この穴のある型をダイスと呼びます。ダイスはブランドによって使っているものが違うことや、両方取り扱っているブランドもあります。

そのほかに麺の形状でカテゴリー分けする方法があります。パスタは形によって特長に違いがあり、好みや調理方法もかわってきます。パスタの形にあった適切なソースを選ぶことで美味しさが増すことになります。

ロングパスタというと馴染みが深いのは「スパゲッティ」ではないでしょうか。スパゲッティは直径1.4㎜~1.9㎜前後、長さ25㎝程度の円柱状の形状をしたパスタ麺です。太いタイプのスパゲッティは濃厚なソースによくあい、細いタイプは、あっさりとした軽いソースで調理をして食べるのに適しています。

ロングパスタの中で細さに特異性を持つものもあり別名”天使の髪の毛”と呼ばれているのが「カッペリーニ」です。カッペリーニは、その細さから茹で時間が短くすむことは良いのですが、オイルパスタの要領で料理をするとちぎれてしまうことから冷製スープパスタに適しています。

「ラザニア」と聞くと料理名を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はロングパスタの種類なのです。ソースとラザニアを何層にも重ねて耐熱皿で焼くレシピが一般的です。

ショートパスタ麺とソース

ショートパスタの魅力は何といってもその見た目でしょう。ロングパスタとは異なりその形状は身近にあるものを表現したものが多く、食べるときに見て楽しむことができます。また、その形によって食感もかわってくるので様々なソースと組みあわせて楽しむことができます。

ショートパスタの中でもよくみかけるのが「ペンネ」ではないでしょうか。語源が”ペン”といわれるようにペンネの形は円筒状の両端をペン先のようにカットしたものとなっており、オイルベースのソースと絡めていただくほか、グラタンなどにも使用されます。

ドレッシングやマヨネーズであえたサラダなどによく使用されている、らせん状をしたショートパスタが「フリッジ」になります。独特の形がソースを絡みやすくしているので、サラダのほかにオイルベースのソースやスープにも使用します。

ほかにもショートパスタには、蝶という意味を表現した「ファルファッレ」があります。その名の通り蝶のような形をしており、柔らかい薄い箇所は、中心部分に歯ごたえが残る独特の食感が楽しめます。トマトソース、オイル系、クリームソースと様々な料理に使用できます。

まとめ

パスタ料理はソースも大事ですがそれを絡めるためのパスタも重要になってきます。色々な種類があることから、その特性を活かしてレシピづくりを楽しみたいものですね。

菅野製麺所では,スープにあわせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

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