冬のおすすめメニューは太いパスタ

季節によっておすすめメニューを変える店舗もめずらしくありません。そのような中、冬のおすすめメニューを考案するとなると、「こってり」というイメージが連想されるのではないでしょうか。こちらでは、こってりメニューに合う太いパスタをまとめてみました。

フィットチーネとタリアテッレ

パスタの種類は様々あり、長さや太さで呼び名が違います。では、その形状がほとんど似ている「フィットチーネ」と「タリアテッレ」の違いはどこにあるのでしょう。

フィットチーネは、幅5mm~7mm、イタリア南部発祥といわれ、タリアテッレはイタリア北中部エミリア・ロマーニャ州が発祥の地、幅は6mm~8mmでフィットチーネより少し幅広となっています。

この2種類で作りたいメニューは、生クリームを使用した「クリームミートソース」です。平打ちパスタとの相性はばっちりで、普通のミートソースにひと手間加えるだけで、しっとりとしたミートソースに仕上がるので、冬でもミートソースを提供したいお店にはおすすめです。

パッパルデッレ

パッパルデッレはスパゲッティなどと同じロングパスタに属しますが、その形状は全く異なり、幅は10mm~30mm、厚さは2mm、長さは200mm~300mmほどとなっており、商品によっては40mmを越す幅広いものも存在し、やはり幅があるのが特長となります。

パッパルデッレは本来、イタリア中部トスカーナ地方発祥のパスタです。豪快な食感を濃厚なミートソースとともに楽しむのが定番的な料理方法でした。

その他パッパルデッレは、豚肉などの肉系とも相性が良く、濃厚なラグーソースや脂肪分の多いクリームソースが絡みやすいことから、冬のメニューとして考案するには最適の食材といえるでしょう。

マニケ

続いては、ショートパスタよりご紹介しましょう。マニケはマカロニと同じ短めのショートパスタに属しますが、その太さは実に20mm~30mmもあるパスタとなっています。

マカロニのように円筒状ではありますが、内部の穴も広いこともあり、その穴に者が詰められるほどの太さになります。

マニケに合うソースは、その大柄な形状からクリームソースやトマトソース、あるいはミートソースなども合いますが、濃厚なソースがおすすめです。その他、チーズやバターを使ったコクのあるソースでも美味しく食べることが可能になります。

ニョッキ

ニョッキは、太いパスタというよりは、ジャガイモを潰してお団子状にしたものという表現が適しているかもしれません。この形状は、形成する際に潰したジャガイモを練って作るためで、崩れにくい形を模索した結果だと思われます。

特徴的なニョッキですが、トマトソースやクリームソースなど味の濃いソースと相性が良く、その他にもクリーム煮やクリームスープの具材としても美味しい食材です。

まとめ

パスタの太さによって、提供できるメニューを変えていくことで、お客様を飽きさせない店舗作りができるかもしれません。ぜひ、冬に合う一品を考案してみてください。

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