ガーリックオイルの香りと生パスタの食感

コシがしっかりあるもちもち生パスタは食感やのどごしがたまりません。さらに食欲を刺激するガーリックオイルの組み合わせはクセになる一品です。今回は、生パスタとガーリックオイルに焦点をあててみたいと思います。

ガーリックオイル

オリーブオイルに、にんにくを付けたガーリックオイルは、どのような料理にも合うのでとても万能です。にんにくには、疲労回復や細胞を活性させる作用があります。「アリイン(Alliin)」という成分が分解されることで「アリシン(allicin)」が発生します。にんにくをすりおろしたり切ったりすることで香る、あの独特な香りを作り出します。

そのアリシンは加熱されることで「アホエン (ajoene)」に変化します。この成分は抗酸化作用や血栓防止の作用があるとされ、血管拡張によって新陳代謝を活発にすることで美肌効果があります。

にんにくをお湯に入れて加熱すると、上記であげた有効成分は30パーセント程しか残らないのに対して、油で加熱するとほとんどの成分を取ることができます。このにんにくの成分や風味をうまく摂取できるのが、加熱して作る「ガーリックオイル」です。

クセになる食感と食欲をそそる香り

水と小麦粉などを練りこみ、熱をくわえないパスタを「生パスタ」といいますが、シンプルな材料だからこそ、その1つ1つにこだわることで個性がでてきます。デュラムセモリナ粉を使用した生パスタはコシが強く、モチっとした歯ごたえがあります。

乾燥したパスタに比べて水分などが浸透しやすいため、出汁やソースなどが絡みやすいのです。乾麺と違い賞味期限が短いですが、その分茹で時間が短く、お客様に提供する際には時短できるメリットがあります。

食欲をダイレクトに刺激する

香味野菜であるにんにくのあの独特な香りは、食欲をダイレクトに刺激します。ガーリックにはうま味成分であるグルタミン酸が含まれているため、いろいろな食材と相性ばっちりです。

ガーリックオイルと生パスタ

生パスタを使ったメニューの中には、ガーリックオイルを使用しているものが多く存在します。きのこやトマトなどの野菜やあさりやエビなどの魚介類とも合うので、メニューのレパートリーが広がります。隠し味に醤油などを使用した和風のパスタや定番のペペロンチーノもおいしそうです。

まとめ

にんにくの香ばしい風味にハーブなどを加えて、オリジナルのオイルを作ることも可能です。生パスタとの組み合わせで、味・食感・香りを楽しむことができるメニューを提供できることでしょう。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/