栄養価の面から見ても生パスタは人気⁉︎

パスタ屋さんに限らず、飲食店にとって厳しい状況が続く昨今ですが、厳しい状況だからこそ、さまざまな工夫が必要になってくると思います。人気の料理を提供するのもその一つです。そこで、今回はイタリアの家庭の味である生パスタの「栄養面」に注目し、そこから見えてくる、人気の秘密に迫っていきたいと思います。

乾燥パスタと生パスタの違い

一般的にパスタといえば、乾燥パスタを思い浮かべる方も多いかと思います。ここでは乾燥パスタと生パスタの違い(原料や製法、食感)を説明していきたいと思います。

乾燥パスタの原料と製法

【原料】
・本場イタリアではデュラムセモリナ粉と水で作ることを法律で義務付けている。
・日本では規制はないものの、デュラムセモリナ粉を使うのが一般的。

【製法】
乾燥パスタは、機械(ダイス)の中に良く捏ねた原料を入れ、押し出すように成形したもので、それを乾燥させて作られる。

【食感】
乾燥パスタは、アルデンテなど、歯応えのあるプリッとした食感を楽しめる。

生パスタの原料と製法

【原料】
・生パスタは、イタリアでも日本でも原料の規制などはなく、自由に作られる事が多い。
・デュラムセモリナ粉や強力粉、卵などが使われることもある。

【製法】
生パスタは、好みの小麦粉を使い、イカスミやトマトなどで風味を加えるなど、シェフの創意工夫が楽しめる。作りたてを提供するため豊かな風味が楽しめる。

【食感】
生パスタは、モチモチとした食感や、風味などを楽しむ事ができる。

このように乾燥パスタと生パスタには多くの違いが見られます。次に栄養価の面を見ていきたいと思います。

栄養価で見た乾燥パスタと生パスタの違い

茹でた後の乾燥パスタと生パスタを比較しますと、生パスタは水分を多く含むため、若干カロリーが低いようです。

乾燥パスタと生パスタは、どちらがヘルシーなのか?これはソースとの組み合わせが重要になってきます。主なソースのおおよそのカロリーを以下に挙げたいと思います。

【ソースのみのカロリー】
・カルボナーラ:156 kcal
・ジェノベーゼ:113 kcal
・ボンゴレ  :68 kcal
・トマトソース:62 kcal

ソースとの組み合わせやサラダとの組み合わせで、更にヘルシーになる事でしょう。

まとめ

今回、生パスタの人気の秘密を「栄養面」から見てみましたが、やはり、乾燥パスタに比べて、カロリーは低い傾向にあるようです。特に女性に人気があると言えるでしょう。更には、もちもちとした食感と豊かな風味は、性別を問わず、お子様にも人気が出ることでしょう。飲食店にとって厳しい情勢の中、できる工夫はしていきたいものです。

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