生パスタとラーメンの違い

生パスタやラーメンは国民食として、全国各地でたくさんの人に好まれて食べられています。これから飲食店を開業しようと思っている方の中で、生パスタ屋かラーメン屋で迷っている方も多くいます。今回は、2つの違いについて解説します。

生パスタの特徴とは

生パスタは、本場イタリアではよく食べられている料理であり、もちもちとした食感が特徴となります。原料としてデュラム小麦を使用しており、水・塩と麺の種類によっては卵が使用されています。国内では乾燥パスタが家庭で使用されていますが生パスタとは大きく異なった特徴があります。

乾燥パスタは長期保存できるように熱で水分を飛ばしますが、生パスタは熱で水分を飛ばす工程がありません。そのため保存期間は乾燥パスタよりも短くなりますが、水分を豊富に含むことで食感や小麦の風味を存分に味わう事ができます。また、水分が多いためソースの旨味成分が浸透しやすく一体感のある料理に仕上がります。

飲食店で生パスタを使うメリットとして、旨味や食感などが挙げられます。これら以外のメリットとして生パスタは茹で時間が非常に短い事が挙げられます。乾燥パスタの茹で時間は一般的に4分から13分となりますが、生パスタは2分から4分と短くなります。

そのため飲食店を運営する上で、生パスタは乾燥パスタよりも3倍程度時間短縮が可能となります。浮いた時間でより多くのお客さんを呼ぶことができ、ソースにより時間をかけることが可能となります。生パスタを解説したところで次はラーメンの特徴について解説します。

ラーメンの特徴とは

ラーメンの麺は中華麺と呼ばれており、独特の風味や食感が最大の特徴となります。中華麺独特の風味や食感は、製麺の段階で使用される「かんすい」が大きく関わっています。「かんすい」を小麦粉と練り合わせることで中華麺独特のコシが生まれ、アルカリ性に反応して麺が黄色に発色します。

また、粉の量や加水率によって中華麺の風味や食感が大きく変化し、非常に奥深い食材として人気を博しています。中華麺の原料や製麺環境次第でスープとの相性も変わり、麺の太さによっても風味や食感が変わります。最近は油そばやつけ麺などスープ以外との組み合わせも人気となっており、中華麺の可能性は無限大といっても過言ではありません。

生パスタとラーメンどちらで開業する?

生パスタもラーメンも両方メリットがあります。開業にあたりどちらが良いかは個人の主観や地域性など様々な要素を考慮する必要がありますが、開業する前に製麺所を利用されることをおすすめします。製麺所をおすすめするポイントを下記で簡単にまとめています。

製麺所のおすすめポイント

●サンプルを注文できる
→中華麺・パスタの両方のサンプルを取り寄せることができ、色々と試すことができます。

●品質・衛生管理が徹底している
→国際的な食品安全マネジメント規格であるFSSC22000認証を受けており、原料の入荷から麺の出荷まで管理が行き届いている。

●麺の種類が豊富で製麺技能士が管理している
→製麺技能士が製造ラインを動かしているので、味や品質がしっかりと管理されています。また機械に頼らず、調整などは人手行って管理されています。

まとめ

生パスタもラーメンもそれぞれ別の料理として特徴があり、飲食店を開業したい方は迷ってしまうことがあります。製麺所でサンプルを取り寄せることで、生パスタやラーメンのどちらが良いかを判断することができます。また、麺でお困りの場合は製麺所に相談することができるので、検討して見てはいかがでしょうか。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/