近年はやりの生パスタに合うソース

生パスタと乾燥パスタはその製造の方法に少し違いがある為、調理し終わった後の食感や味・風味といった物が違ってきます。その為、同じソースで調理すると若干味わいが変わってしまう事があります。今回は、生パスタによく合うソースについて見てまいりましょう。

生パスタ

生パスタは乾燥パスタと違い、その製造の最終工程で乾燥させません。小麦粉と水などで練った後、直ぐに茹でるのが生パスタの食し方です。乾燥という工程がない為、生パスタは乾燥パスタに比べモチモチとした食感などが際立ちます。

風味もやはり乾燥パスタに比べ豊かです、小麦粉の香りなどが食欲をそそります。また、生パスタは乾燥パスタに比べその製法に大きな制約がない為、小麦粉の種類もデュラムセモリナに拘りません。

場合によっては、米粉などでも生パスタは作る事が可能です。小麦粉も強力粉や薄力粉など好みで変えてオリジナルの生パスタを作る事も出来ます。したがって、出来上がった生パスタは幾通りも違った物になります。本場イタリアには1000を超える種類が存在します。

もともとイタリアでは、家庭で麺から作られるパスタは殆どがこの生パスタと言われています。日本でも近年、生パスタの人気が上がっています。パスタ専門店でも好みで麺を乾燥パスタにするか生パスタにするかを選べる店舗も多く見られます。

生パスタと相性の良いソース

パスタのソースもまた、パスタの種類に負けずその種類は無数と言っても良いかも知れません。パスタの種類よりもソースの種類が多いかも知れません。極端に言えばパスタに塩・胡椒・オリーブオイルだけでも立派なソースです。

この手のソースで最も有名なのはアーリオ・オーリオではないでしょうか。イタリア語でニンニクは「アーリオ」オリーブオイルは「オリオ」です。つまりこのソースは基本オリーブオイルとニンニクだけで作られたソースという事です。

生パスタの食感と豊かな風味に合うソースを幾つかご紹介します。
●ペペロンチーノ
基本的には、アーリオ・オーリオに唐辛子を加えたものがペペロンチーノです。最も生パスタ自身の味をしっかり感じられるソースで日本でも知名度の高いソースです。

●トマトソース
生パスタに限らず、パスタと言えばトマトソースがやはり定番のソースといえます。トマトソースにベーコンや玉ねぎを炒めたものを加えてパスタに和えます、シンプルだからこそパスタがメインになるソースです。

●クリームソース
クリームソースとは、フランス語でいうベシャメルソースと呼ばれるホワイトソースの事を指す場合が日本では多いようです。そのクリームとバターの濃厚な味わいは日本人にも好まれているソースです。

これ以外にもミートソースや魚介系のソースなど多くのソースが存在しますが、生パスタの場合やはり多く好まれるのは、食感を活かしつつ麺の味が主役となるソースが多くの人に好かれているようです。

近年、製麺所でも生パスタは製造され多くの店舗がそれを使用していますが、各店舗の特徴を生かしたソースに最もマッチする生麺を開発する技術はさすが専門店ならではといえるものです、生麺の需要は今後も増えていくと思います。

まとめ

パスタは日本でも人気の食材であり、多くの専門店もあるほどです。パスタの大きな魅力はその豊富なソースにあるとも言えるのではないでしょうか。アッサリ系からこってり迄、好みによって選ぶことができる食材、それがパスタではないでしょうか。

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