生パスタの歴史とぺンネについて

【はじめに】

生パスタとは、モチモチした食感、歯切れのいい食感「コシがあり弾力のある食感」などの特徴があります。
パスタは調味料や具材によって、子供に好まれるのはこってりな味のナポリタン、大人にはあっさりとしたボンゴレなど、変幻自在にその魅力を発揮してくれます。

【パスタの歴史】

現代の乾麺パスタ(スパゲッティやマカロニ)は、100%デュラムセモリナ粉(黄色くてざらざらした小麦粉)を使用しており、セモリナ粉と水だけで練ります。常温で保存ができ賞味期限も長いですが、湿気が多い環境だと品質が落ちてしまいます。生パスタだとゆでる時間も乾燥パスタより短縮できますし、日本で「生パスタ」を出すレストランの多くの人は、「手打ち」を売りにしているそうです。シェフがその日の気温や湿度によって水を加減し、生地の変化を感じながらこねることで、最高のコシと味、美味しさを意識した生パスタができるそうです。

パスタの誕生についてはいろいろな説ありますが、古代ローマ時代にはすでに食べられていたそうです。その後、中世を迎えると、パスタを生のままスープに入れたり、茹でてソースとあえるようになったと考えられています。13世紀~14世紀のイタリアでは、パスタは一般家庭に普及するようになり、15世紀にはスパゲティの元祖ともいえる棒状の乾燥パスタが作られていたと言います。

日本では、明治時代になると輸入パスタが一部の愛好家の間で食されるようになりました。日本でパスタが一般化したのは、イタリアより配合から乾燥までを連続で行う全自動式の本格的製造機が輸入されるようになってからでした。特に、本格的なパスタ製造機導入の契機となった昭和30年は「パスタ元年」といわれ、その頃の国産パスタは、日本人の味覚や食感の好みに合わせて、複数の小麦粉をブレンドして作っていました。

【ペンネとは】

みなさんはペンネと聞いてどんな形をイメージしますか?
ペンネとは(Pennne)はイタリア語で”ペン”を表す”Penna”の複数形です。両端を斜めにカットしてあり、その名の通り形状がペン先に似ていることからそう呼ばれるようになりました。ショートパスタの場合、具材(肉、魚、野菜など)と同じくらいの一口サイズです。具材と濃厚ソースと良くからむので、一緒に合わせやすい、食べやすいというメリットがあります。また、麺類の中でパスタよりカロリーのあるペンネは、ダイエットに向かないと考える方は多いです。

しかし、実はダイエットに向いている長所があるそうです。ペンネはスパゲティと同じソースが使え、脂質が高く腹持ちがいいからです。
腹持ちが良くなれば、それだけ食事の間が長くなり間食の隙を与えません。
そして、ペンネのように高カロリーな食材で痩せることができると、ダイエットのモチベーションが上がり持続できる様になります。

【まとめ】

今回は生パスタのおいしいさ、パスタの歴史、ペンネについてまとめてみました。
現代の日本では欠かせない食品となったパスタですが、歴史から見てもいろいろと変化してきているのが分かってきました。
濃厚ソースと良くからむペンネを今夜のメニューに加えてみてはいかがでしょうか?