生パスタがナポリタンとの相性抜群のワケ

喫茶店などに行くと、メニュー表の中でナポリタンをよく見かける事はありませんか? ナポリタンは、乾麺で作った場合と生パスタで作った場合とでは違いがある事も知っていますか? 今回は、「生パスタがナポリタンとの相性抜群のワケ」というお題について、一緒にみていきましょう。

■生パスタと乾麺の違いって何?

同じパスタでも、スパゲティーなどによく使われている乾麺は、保存性に優れていて、食感に関しては、コシがあり歯ごたえがあります。その一方で、生パスタの方は風味などが楽しめ、モチモチとした食感があり、クリーム系で濃厚なソースなどによくからむといったところでしょう。

■乾麺でナポリタンを作る場合

ナポリタンを作る時、乾麺では茹でて寝かせるという方法で、ナポリタンソースによく麺が絡むように、モチモチとした食感を与えることで美味しく仕上げる事ができます。ただしこの場合、乾麺の特徴である、コシや歯ごたえは無くなってしまいますし、何より茹でて寝かせる時間がかかってしまうことから、家庭では問題ないものの、お店で提供することを考えると、ナポリタンの品質を一定に保つことが難しくなってしまいます。

■生パスタでナポリタンを作る利点

乾麺でナポリタンを作ることも可能ではありましたが、工程を見るかぎり、決して効率の良いものとは言えないことがわかりました。生パスタであれば、こういった諸問題を解決することが可能となります。

1:茹で時間
・乾麺=8分前後
・生めん=1~2分程度の短時間でOK

2:麺の食感コントロール
・乾麺=ゆで上げ後寝かす必要があるが、気温・湿度・気候条件により変化する。
・生めん=ゆで上げ後即調理可。茹で具合のみで食感をコントロール可能

こうやって見ていくと、生パスタを利用する一番の利点は、調理時間の短縮とその品質コントロールのしやすさといっていいでしょう。

■生パスタにも種類がある?

生パスタの種類と聞くと、まず最初に分かるのは「カタチ」ではないでしょうか?大きい・小さい・太い・細いなどがあり、パスタによってそれぞれ「よく合うもの」と「合わない」ものと分かれてくるのではないでしょうか。また、ナポリタンだと1.6mm~1.9mmのものを選ぶ良いでしょう。

いかがでしたか?ナポリタンは、自家製のパスタを使用して作ったり、乾麺を使用して作ったりするのも良いのかもしれませんが、その分時間が掛かってしまいお客様に提供する時間も掛かってしまいます。「時間を短く、そして美味しく」を提供したい方、製品化され安定した品質が保証された生パスタを使用してみるのも良いかもしれません。

生パスタについてもう少し詳しく知りたいという方、株式会社カンノまでご連絡下さい。