リングイネの生パスタレシピ

リングイネという言葉を聞いたことがありますか?リングイネとは、イタリア料理でロングパスタのことを言います。今回はリングイネについて詳しく見ていきましょう。

■リングイネとは何か?

リングイネはイタリア語表記で「linguine」となっており、日本語で記すとリングイネ(リングイーニ)、リングィーネ(リングィーニ)、リンギーネ(リンギーニ)などばらつきがみられますが、正確にはリングイネとなります。

パスタなどと同じ、デュラムセモリナ粉と水を用いて作られた乾麺が使われることが多いパスタでもあります。

■リングイネの形状

リングイネは、パスタなどと同じくロングパスタに属しますが、その形にはちょっとした違いがあります。パスタは断面が円形なのに対して、リングイネは楕円の形をしており、やや平打ち麺になっているのが特徴です。楕円の形であるため、短径は1mmほど、長径は3mmほどになっています。

■キタッラとリングイネの違い

横にやや平たいパスタにキタッラというものがあります。一目見れば似ているような形なのですが、断面は大きく違っているのが特徴です。リングイネは上記で記した通り、楕円形なのに対して、キタッラは四角い形となっており、これによる食感にも違いが生まれます。

■リングイネの茹で時間

リングイネは乾麺で用いられることが多く、また断面がやや広めであることから湯で時間は長めになります。ただ一般的なパスタよりは短く、約10分間で茹で上がります。

また生麺である場合は4~5分程度の茹で時間で食べられるのでえおよそ半分の時間でできます。ただしこのどちらも目安であり、メーカーによっても異なるので、時間を確認の上、様子を見ながら目安時間をもとにお湯から上げるようにしましょう。

■リングイネの主なレシピ

リングイネはやや平打ちであることからソースに絡みやすく、特に味がしっかりとしたソースとの相性がいいとされています。

代表的な料理と言えば、ペスカトーレや、バジリコと松の実を使用したペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ(ジェノヴァ風)などで使われることが多く、特に相性が良いです。他にもクリーム系やジェノベーゼなど幅広く合わせやすいパスタにもなっています。

リングイネを使ったパスタ料理を2種類ご紹介させていただきます。

◎サーモンときのこのクリーム・リングイネ
・リングイネ 160g
・サーモン(切り身)1、2枚・
・マッシュルーム 4個
・ほうれん草 1/2束
・生クリーム 80cc
・オリーブオイル 大さじ2杯
・塩コショウ 適量

平打ちであるリングイネは、サーモンとほうれん草のクリームによく絡みます。材料も少なくそれほど時間もかからないのでおススメです。

◎ソーセージとトマトのリングイネ
・リングイネ 200g
・ソーセージ 1袋
・トマト 2個
・玉ねぎ 1/2個
・コンソメキューブ 1個
・塩コショウ 適量
・オリーブオイル 大さじ3
・ニンニク 1片
・鷹の爪 1本
・大葉またはバジル 適量

トマトの旨味と鷹の爪の辛味がマッチしたおいしいレシピです。口の中に広がる大場の香りはとてもいい料理となっています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか? 普段皆さんが食しているパスタもおいしいですが、変わったパスタもおいしいです。時には、上記で説明したような、リングイネのレシピも作って食べてみてはいかがでしょうか。

中華麺から生パスタまで、麺に関するご相談は株式会社カンノまでお問合せください。