『生パスタ』麺の種類とソースの相性

生パスタとは小麦粉、水などの材料を練り込み、熱を加えないパスタのこと。モチっとした食感で、乾麺のパスタに比べてダシが浸透し易く、ソースと絡め易いという特徴があります。今回の記事では、これから生パスタ店を開業したいとお考えのあなたに、生パスタの麺の種類と特徴に合わせた相性のいいソースを簡単にまとめてみました。
 

■生麺の種類と特徴。及びソースとの相性について

◎生スパゲッティ
・形状:直径2.0mm
・特徴:生パスタ初心者も安心の、定番の麺。どんなソースにも程よく合うので、メニューを作る上で、パスタの選択に困ったときは、ここからスタートするのもお勧めです。

◎生リングイーネ
・形状:幅3.0mm、縦1.5mmの楕円形のロングパスタ。
・特徴:モチモチした食感で魚介系のソースと相性が良いパスタ。魚介系ソースはあっさり系となりがちですが、その旨みをパスタがタップリ抱え込みます。

◎生モッチリーニ
・形状:直径2.2mm
・特徴:超モチモチ系パスタ。味がしっかりと絡みつくクリーム系ソースとの組み合わせると、食べ応え満点です。

◎EGG型
・形状:3.0mm×2.0mm
・特徴:断面が玉子型のしっかりした噛み応えのパスタ。ホールトマトを使ったボロネーゼクリームソースとの相性がばっちりです。

◎生フィットチーネ
・形状:うどんの麺に似た平打ち麺。
・特徴:パスタの表面がザラリとしているためこってり系のソースと良く絡みます!

◎全卵パッパルデッレ
・形状:25.0mm×1.1mm
・特徴:スタンダードなモチモチ感。鹿肉などジビエのラグーソースとよく合います。

◎全卵フェットチーネ
・形状:7.5mm×1.3mm
・特徴:平たい、モチモチ感強めの麺。カルボナーラと合わせるのが定番です。

◎全卵タリアテッレ
・形状:5.0mm×1.3mm
・特徴:弾力・モチモチ感さらに強めの平麺パスタ。ボロネーゼソースとよく合います。

◎全卵タリオリーニ
・形状:2.7mm×1.3mm
・特徴:コシが強いパスタ。どんなソースにも絡む万能平麺パスタです。

◎全卵キタッラ
・形状:3.0mm×2.0mm
・特徴:圧倒的な食べ応え。ミートソースなど味が濃い目のソースと会います。

◎生ペンネマカロニ
・形状:太さ8.0mm、長さ45mm
・特徴:中心の穴の中までソースが入るのでよくどんなソースともよく絡む万能ショートパスタです。

◎生サラダスパゲティ
・形状:太さ1.3mm
・特徴:冷製用ロングパスタ。トマトや和風など冷たくさっぱりとしたソースとの相性が良い。

こうしてみていくことで、ソースに毎に自家製生パスタをお店で提供するのは困難であることが理解できます。お店で提供するメニューのバリエーションを広げることを考えると、製麺所の生パスタを利用することは、最適解であるといえるでしょう。

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