冷凍食品の開封後の保存方法について

忙しくて料理に時間をかけられないという方にとって便利な冷凍食品。年々種類も豊富になってきています。今回は、冷凍食品を開封した後に食べきれずに残ってしまった場合の保存方法について説明していきます。

冷凍食品の賞味期限について

冷凍食品の賞味期限は、食品の種類によって異なりますが、-18℃以下で正しい方法で冷凍保存していれば、約1年間は良い品質を保つことができます。しかし賞味期限は、未開封の時に設定されているため、開封後には賞味期限を待つのではなく、なるべく早めにお召し上がることをお勧めします。

なぜ賞味期限が異なるのかについて

商品の種類によって記載されている賞味期限が異なっている理由は、商品の素材や成分によって劣化のスピードに差があるためです。それぞれの商品の品質に合わせて、各食品メーカーの方が賞味期限を決めているのです。焼売やコロッケなどの様に味付け・加熱されている商品は酸化を防いでくれるので長期保存が可能ですが、脂質を含んだ魚や肉は酸化しやすいので、早めに召し上がる様にしましょう。

冷凍食品は開封後に酸化してしまうとどうなるのか

冷凍食品を開封後、食べきれずに残してしまうことがあります。その際に、正しい方法で冷凍保存していないと、食品に外気が触れて酸化してしまいます。そうなると食品が乾燥によって硬くなり、変色したり異臭が発生したりしてしまうのです。また一度開封することにより、霜が付きやすくなり、品質劣化の原因となってしまいます。

冷凍食品を保存する時のアイテムとは

冷凍食品を開封後、酸化を防ぐには正しい保存方法を行う必要があると説明しました。それではどの様な保存アイテムがあるのか見ていきましょう。家庭によっても異なりますが、輪ゴムやラップ、ジップロック、タッパー、真空パックなどです。それから色付きのマスキングテープを使うことで、食品の色分けや開封日などを記載できるので、調理する際に食品を取り出しやすくなるでしょう。

冷凍食品の正しい保存方法について

束ねやすい袋の食品は、輪ゴムやクリップを使用して保存すると良いでしょう。そして、トレーに入った食品の場合については、ラップで包みジップロックに入れて保存して下さい。また、冷凍庫の中に入れる際に、重ねたりして崩れてしまわないかと不安な方は、丈夫なタッパーに入れ替えて保存するという方法もあります。酸化を防ぎ鮮度を保つためにも、保存法にも気を付けましょう。

便利なパッケージについて

1回で使い切るのが難しい枝豆などの素材系で冷凍食品の場合は、すでにパッケージに工夫が凝らされている商品もあります。また、アイテムの利用で袋を束ねることやタッパーに入れ替えるという作業のほか、ジップロック式を利用します。

冷凍食品を保存する時の注意点について

私たちは1日に何度も冷凍庫の開け閉めをしています。その度に、冷凍庫の温度が低下しているのです。繰り返しにはなりますが、保存に適した温度は-18℃以下となっています。いくらアイテムを使い正しく保存していたとしても、冷凍庫の開け閉めが多いと意味がありません。なるべく開け閉めする回数を減らし、開ける時間を短くすることで冷凍庫の適温を保つことが出来ます。

まとめ

冷凍食品は一度開封すると、酸化や乾燥によって品質の劣化が進みやすくなってしまうので、なるべく早めにお召し上がり下さい。そして、冷凍庫を-18℃に保ち、便利なアイテムを活用して正しく保存することで美味しく召し上がることが出来ます。

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