生パスタの美味しいゆで時間は

近年では、もはや国民食と言っても良いほど普及しているパスタですが、普段私たちが多く食しているパスタは、乾麺と呼ばれるパスタが殆どでした。乾麺は日持ちよく思い立った時にすぐに調理できるといった便利さがありましたが、最近では生パスタと呼ばれるパスタに注目が集まっています。今回はこの生パスタを中心に見てまいりましょう。

生パスタとは

生パスタとは、その名の通り製造の過程でパスタの生地を乾燥させない製法で作られたパスタの事です。イタリアでは乾燥パスタには厳しい制限が設けられています、たとえば使用される小麦粉はデュラム小麦のセモリナ粉でなければなりません。

しかし、生パスタにはその制限はございません、少しオーバーに言うなら使用する小麦粉は小麦粉50%に米粉50%の混合の物でも構いません。ある意味自由に作れるのが生パスタと呼ばれているものです。

生パスタは作った人の数だけその種類が存在すると言っても過言ではないのです。そしてある意味もはや、生パスタは乾燥パスタとは違うものであると言えると思います。パスタでありながら乾燥パスタとは決定的に違うパスタそれが生パスタです。

生パスタの作り方

簡単な生パスタの作り方、今回は生パスタの中でも最もポピュラーな強力粉を使った生パスタの作り方をご紹介します。
作り方
〇適度な大きさのボールに強力粉と塩をふるい入れます。
〇サラダ油(オリーブオイルなどお好みで)卵を割って入れ、 ヘラなどで混ぜます
〇強力粉をふった台に移します。
〇耳たぶくらいの固さになるまでよくこねます、一塊に纏めラップをかけ室温程度で約1時間寝かせます。
〇強力粉で打ち粉をふった台の上で、綿棒で2mm程の厚さに伸ばします
〇パスタカッター、若しくは包丁で適度な太さに切ります。麺をほぐし完成です。

生パスタの茹で方

乾麺に比べ水分含量の多い生パスタはゆで時間が非常に短いのが特徴です。多めのお湯を沸騰させ、小さじ2杯くらいの塩をいれ麺を2から3分程度茹でて麺が浮いてきたら湯から出し湯切りしておきます。

生パスタはそのモチモチとした食感が魅力の一つです。茹で上がったパスタにソースを絡めてすぐに食されてもその食感は感じられますが、一度水でしっかり締めても、また違うモチモチ感を味わう事も出来ます。

生パスタは温製でも冷製でもその特徴ある食感は、一味違います。また、ゆで時間も短い為小麦粉本来の風味もより一層引き立ててくれます。

ただし、生パスタの賞味期間は乾燥パスタに比べると短いのも事実です。出来れば打ち立てをすぐに調理しすぐに食する事が一番おいしい生パスタの頂き方です。

ご家庭でも、比較的簡単に作る事も調理する事も出来るのが生パスタです、その魅力を十分にお楽しみください。作り方も少しネットなどを検索したしますと、多く紹介されています。ご自身で楽しむのもよし、友人と楽しいランチなどで、お楽しみください。

まとめ

最近では製麺所で美味しい生パスタを冷凍食品としても販売しているところも多いようです。冷凍のレトルト商品は冷凍庫で長期の保存も効き調理も簡単です。是非、一度はレトルト食品の生パスタもお試しください。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/