相性バッチリ生パスタとトマトソース

【はじめに】
生パスタといえば、モチモチ食感と歯切れの良さ、深い味わいなどなど、子どもから大人まで、みんなが大好きなメニューですよね~♪
「今日のお昼何にする?パスタにしよっか?」
「いいね~♪」なんて声も聴こえてきそうですね。
こちらでは、生パスタと、最もよく合うトマトソースについてご紹介したいと思います。
メニュー選びの参考になさってくださいね。

【パスタのルーツ】

パスタが歴史上いつ登場したのか、はっきりとしたことはわかっていないのですが、古代ローマの主食であったプルスという、お粥のような煮込み料理がルーツではないかと言われています。現在のようなパスタ料理がイタリアで広まったのは、時代が上って16世紀大航海時代。

新大陸発見により、アメリカからヨーロッパに観賞用として入ったトマトが食用に改良され、17世紀頃からナポリ地方を中心に栽培が盛んになりました。その中で、パスタとトマトの相性の良さがイタリアの人々の間で評判となり、17世紀半ばを過ぎる頃には、パスタ料理はイタリアから周辺地域へと広まって行きました。

【パスタによく合うトマトのお話】

さらに生パスタと相性の良いトマトについて見ていきましょう。
トマトはナス科の植物で、原産地は南米ペルーのアンデス高地となります。
コロンブスが新大陸を発見したことで、ヨーロッパに伝えられたトマトは、はじめはその赤い実を観賞するだけでしたが、やがて薬用に。そして18世紀以降には、食材としてさまざまな料理に使われるようになりました。

【トマトソースについて】

イタリア料理に欠かせないトマトソースは、イタリア語ではサルサ・ディ・ポモドーロ、もしくはサルサ・ポモドーロといいます。
このトマトソースは、それ自体が味付けとなり、ミートソース、デミグラスソース、ピザのソース、ケチャップ、ペスカトーレ、ボンゴレロッソ、ミネストローネ、ドリア、ラザニア、グラタンなどさまざまな用途で使うことができます。

【定番パスタソース】

1.ミートソース
イタリア語でラグー・アッラ・ボロニェーゼ。発祥はイタリアのボローニャ地方。玉ねぎ、セロリなどを刻んだ香味野菜に、炒めあわせて風味をつけたひき肉とトマトを合せたもの。

2.ナポリタン
パスタを玉ねぎ、ピーマンなどと共にトマトケチャップで炒めたもの。第二次世界大戦後アメリカから入ったヌードルが土着化した日本独自の料理。

3.ボンゴレロッソ
ボンゴレ(あさり)とロッソ(赤)という意味があり、濃厚トマトソースとあさりの旨味たっぷりの定番パスタソース。

【まとめ】

イタリア料理の基本ソースのひとつであるトマトソースは、パスタとの相性もバッチリです♪
モチモチ食感の生パスタに、栄養たっぷりのトマトソース。色鮮やかに食卓を彩るトマトソースの生パスタを、ぜひお召し上がりください!