冷凍食品は1965年以降電子レンジの普及とともに一般家庭に冷凍調理食品の消費量の増加を続けています。共働きが増え冷凍食品の利用も広がっています。毎日の食事の支度をしなくてはいけないので献立メニューでも迷ってしまいます。
冷凍食品をひと手間アレンジする事で簡単レシピに変わります。電子レンジですぐに料理が出来たら、家族と一緒に食卓を囲みみんなが楽しくなってあたたかい味になりますね。冷凍食品の電子レンジの活用術をご紹介していきたいと思います。
■電子レンジでの調理時間コントロールがポイント
冷凍食品の中でも大きさ、厚さ、重さ、形、温度などによって調理時間が変わってきます。また使用する電子レンジのメーカーの機種によっても異なっていくので調理には十分に注意しましょう。
◎油で揚げている冷凍食品の注意点
レンジにかけすぎると、独特のカラッとした触感がなく水っぽくなります。揚げ物の場合は短めに加熱しましょう。基本的にはラップをかけないで加熱することで対応できるはずです。
◎乾燥し過ぎには容器に蓋をしたりラップを活用する
食品が乾燥することもあるので表示に指定されたもの以外はラップして加熱しましょう。
食品を容器などに移して加熱する場合は必ず蓋をして下さい。
◎ラップ過熱は容器の変形に注意
ラップして加熱する際は蒸気でラップが膨張し容器が熱と圧力で変形する場合があるのでラップをゆるめにかけるか、隅を少し開けておきましょう。
◎魚介類や肉類は丁寧な解凍を心がける。
魚介類や肉類の冷凍食品の解凍する場合は何回かに分けて様子をみながら必ず半解凍で止めてください。スイッチを途中で切ったあと、すぐにドアは開けず、20~30秒間そのままにし、食品の温度を均一にしましょう。
■冷凍食品であっても少し手間を加えなくてはいけない商品
冷凍食品は品質を(とれたて、つくりたて)の状態で長期保存するための技術です。そのため新鮮な原料を選び前処理が行われています。
・魚フライ、トンカツ、コロッケ、唐揚げ、その他
冷凍のまま、又は解凍後に油で揚げるだけです。
・魚の三枚おろし、切り身、その他
冷凍のまま、又は解凍後に焼くだけ、煮るだけです。
・冷凍野菜
大根おろし、山芋は一部例外で除き、ほとんどの冷凍野菜は70~80%程度加熱されています。変色や破損を防ぐため加熱し過ぎないように注意しましょう。
冷凍食品は調理の仕方によって色々と組み合わせるだけでもアレンジができ、調理が簡単なのが特徴です。仕事で帰りが遅くなってしまったり、忙しくてなかなか手が離せないときなど急ぎの準備でも手早くできます。一工夫加えてオリジナルレシピなど作ってみてはいかがですか!?
冷凍食品のお惣菜に関することなら、株式会社カンノまでお気軽にお問合せください。